Navatticの代替ツール7選を比較【2026年版】料金・AI・用途別の選び方

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Navatticは、実際のWeb画面をHTMLとして取り込み、見込み顧客がブラウザ上で製品を操作できるデモを作ることに強いプラットフォームです。現在はCopilot、A/Bテスト、アクセス元企業の特定、Salesforce・Marketoなどの連携、営業向け機能、Navattic Agentsまで製品範囲を広げています。

一方で、「デスクトップアプリやモバイル、動画、Figmaまで一つの制作基盤で扱いたい」、「営業・マーケティングだけでなくオンボーディングや研修でも同じデモ資産を再利用したい」、「作成者以外の社内メンバーまで含めたライセンス費用を抑えたい」、といった場合は他ツールも比較する価値があります。

2026年時点における用途別の主な代替候補は以下の通りです。

  • 【総合ベスト】複数形式・複数部門でデモを共通運用:Supademo
    画像・動画、HTML、サンドボックス、デスクトップ、Figma、モバイルまで幅広い形式を一つのワークスペースで扱えます。マーケティングから営業、オンボーディング、研修、サポートまで同じデモ資産を再利用したいチームに向いています。
  • Webサイト向けHTMLデモと営業・マーケティング施策を両立:Storylane
    スクリーンショット/動画から始め、Growth以上でHTMLデモ、A/Bテスト、個別化、分析を利用できます。Webサイト上の製品体験と営業施策を一体で運用したい場合に比較しやすい選択肢です。
  • AI動画・ビジュアル制作と素早いデモ作成:Arcade
    ブラウザだけでなくMac/WindowsのデスクトップアプリやFigmaから収録でき、同じ素材からAI動画やビジュアルを作れます。HTMLの忠実度より制作スピードやローンチ用コンテンツを重視する場合に適しています。
  • 複数の意思決定関係者へ動画中心で説明:Consensus
    動画を起点に関心項目を分け、誰がどの内容を見たかを案件内の関係者単位で分析したい大企業向け営業に強みがあります。
  • 本番に近い高忠実度のデモ環境:Reprise
    複雑なWebアプリを高精度に複製し、合成データを使ったサンドボックスや営業用デモ環境を作りたい大企業・プリセールス組織向けです。
  • Salesforce中心の営業デモ・商談運用:Walnut
    案件ごとの個別化、サンドボックス、商談用コンテンツ共有ページ(Digital Sales Rooms)、Salesforce連携を中心に、営業プロセスへデモを深く組み込みたい場合に向いています。
  • Webサイトのセルフサービス体験とデモセンター:Tourial
    複数のWebツアーをデモセンター(Tour Centers)へまとめ、役割や業界ごとに見せ分けながらリード獲得につなげたいマーケティングチームに適しています。

この記事では、各製品を2026年9月14日時点で確認できる料金、G2評価、デモ形式、AI、チーム運用、分析・連携の観点から多角的に比較します。価格や機能は変わるため、契約前には各社の最新公式ページもご確認ください。

Navatticの代替ツール7選を一覧で比較

まずは、各ツールの向いている用途、公開料金、G2評価を一覧で確認します。公開価格が確認できない製品は、無理に推定せず「個別見積もり」または出典を明示した参考値として扱います。

ツール向いている用途料金・G2評価(2026/9/14確認)
Supademo複数形式のデモを営業・マーケティング・CS・研修で横断運用無料プランあり ・Scale:$38/作成者・月(年払い) G2 4.7(647件)
StorylaneWebサイト・営業向けの画像/HTMLデモと分析無料プランあり ・Starter:$40/席・月(年払い) G2 4.7(1,593件)
ArcadeAI動画・ビジュアル制作と軽量デモを素早く作成無料プランあり ・Growth:$42.50/席・月(年払い) G2 4.6(181件)
Consensus動画中心の大企業向けデモ自動化・購買関係者分析Starter $600/月〜(5席) G2 4.7(1,854件)
Reprise高忠実度のアプリ複製・合成データ・大規模プリセールス料金非公開 G2 4.4(175件)
WalnutSalesforce中心の営業デモ・案件別個別化・商談スペースIgnite:$575/月(年払い) G2 4.5(150件)
TourialWebサイト向けツアー・デモセンター・リード獲得料金非公開 G2 4.6(83件・旧Tourialプロフィール)

Navatticとは?2026年の現行プランと主な機能

Navatticホームページ

Navatticは、Webアプリの画面をHTMLとして取得し、見込み顧客がブラウザ上で操作できるインタラクティブデモを作ることを得意としています。無料のStarterプランでもHTMLまたはMediaデモを1本作成でき、Base以降ではA/Bテスト、アクセス元企業の特定、CRM/MA連携、Growthでは営業連携やサンドボックス、独自ドメイン、SSOまで広がります。

2026年9月14日時点のNavattic公式料金ページでは、BaseおよびGrowthの金額はページ上に表示されておらず、Startupも「対象企業向け・価格問い合わせ」と案内されています。

一方、Navattic公式ブログ(2026年公開記事)には、Startup:$125、Base:$500、Growth:$1,000という価格が掲載されています。そのため本記事では、機能の配置については現行の料金ページを優先し、価格については公式ブログ掲載の値であることを明確に分けて記載しています。

Navatticプラン現在の公開条件主な位置づけ
Starter無料・1席HTMLまたはMediaデモ1本、Starter Copilot、無制限閲覧、基本分析
Startup30名以下の対象企業向け(公式料金ページは金額非表示)早期企業向け。公式ブログでは$125/月の記載あり
Base5席・年払い(公式料金ページは金額非表示)無制限HTML、Salesforce/Marketo等、企業特定、A/Bテスト、専任CSM。公式ブログでは$500/月
Growth10席・年払い(公式料金ページは金額非表示)営業連携、Buyer Circle Discovery、サンドボックス、翻訳、独自ドメイン、SSO。公式ブログでは$1,000/月
Enterprise個別見積もり・カスタム席数オフライン、HTMLキャプチャ翻訳、権限、監査ログ、プロフェッショナルサービス

Navatticの代替ツールを検討する主な理由

NavatticはG2でも高評価を得ている優れた製品ですが、チームの用途や運用体制が広がるにつれて、以下のような課題から代替ツールの検討に至るケースがあります。

1.HTML中心の高度な運用に伴う学習コストと制作負担

HTMLデモは本物に近い操作感を実現できる一方、キャプチャ編集、フロー構築、データ書き換え、A/Bテストなどを使い込むほど設計項目が増加します。短い操作ガイドや簡易なデモをスピーディーかつ大量に作成したいチームにとっては、制作フローがオーバーフローとなる場合があります。

2.ブランド表現や個別化における対応形式の広さ

Navatticもカスタムテーマや個別化機能を備えていますが、商談ごとのデータ差し替え、動画オーバーレイ、デスクトップアプリやモバイルアプリを含む複数形式でのデモ作成など、より幅広い制作ニーズが生じた際に表現力の限界を感じるケースがあります。

3.デモ本数の増加に伴うHTMLキャプチャの更新・保守負荷

製品UIの変更に伴い、複数のHTMLデモを更新・メンテナンスする運用では、初回制作時以上に保守の負担が大きくなります。AI機能等による更新支援はあるものの、既存デモの差し替え、ライブラリ整理、再公開といった運用の継続性が比較ポイントとなります。

4.5席・10席の固定パックと自社のチーム構成とのミスマッチ

料金プランの標準席数がBaseで5席、Growthで10席に設定されているため、作成者が少数で「閲覧・分析・共有のみ」を行うメンバーが多い組織では、ライセンス構造と実際の利用態勢が合わない場合があります。作成者のみを課金対象とする柔軟なプランを持つツールとの総コスト比較が必要になります。

今回の7製品をどう評価したか

今回の比較にあたっては、Supademo CEOのJoseph(ジョセフ)が自ら主導し、各デモ自動化ツールを実際に使用・検証し、利用者からのフィードバックやG2レビューを踏まえて評価を行なっています。また、料金・G2評価・プラン内容については、2026年9月14日時点の最新情報に基づいて精査しました。

評価軸には、①対応デモ形式、②作成・編集のしやすさ、③個別化とブランド表現、④AI/AIエージェント、⑤共同利用とライセンス、⑥分析・CRM連携、⑦デモ資産の更新・配信の7項目を設定しています。特定の製品を無条件に優位とするのではなく、チームの用途や運用の目的(どのような課題や制約を解消したいか)に合わせた選定基準として整理しています。

Navatticの代替ツール7選|各製品を詳しく比較

ここからは、Navatticと比較したときの特徴、料金・評価、注意点、向いているケースを製品ごとに解説していきます。

1.Supademo|複数形式・複数部門・AI運用を一つの基盤にまとめたいチーム向け

Supademoホームページ

Supademo(スパデモ)は、Webサイト向けの製品紹介だけでなく、営業の商談前後、顧客オンボーディング、カスタマーサクセス、社内研修、サポートまで、同じデモ資産を会社全体で再利用するためのデモ自動化プラットフォームです。ガイド付き画像・動画、HTML、サンドボックス、デスクトップアプリ、Figma、モバイルなど複数の形式を同じワークスペースで一元管理できます。

Navatticと比較したときの特徴

  • 多様なデモ形式(マルチフォーマット)への対応:Supademoはガイド付きHTML、サンドボックス、画面+カメラ録画、画像ベースのガイド、Figmaプロトタイプ、さらにMac/Windowsのデスクトップアプリ録画まで幅広く対応しています。NavatticはChrome拡張機能によるHTML取得が中心となるため、デスクトップアプリやモバイル、Figma等のデモ制作には制約があります。
  • 動的変数と個別リンクによるパーソナライズ:タイトル、説明文、ボタンの文字へ閲覧者の名前や会社名を自動挿入できます。専用の共有リンクを使えば、デモを複製することなく1対1の個別案内を効率化できます。Navatticにも変数機能はありますが、1対1用の個別共有リンクには対応していません。
  • 全プランで利用できる分析機能:すべての有料プランで閲覧数、エンゲージメント率、完了率、ステップごとの離脱率などを確認できます。Navatticも分析や企業特定、A/Bテストを備えていますが、Baseプラン($500/月)からの提供となります。
  • 手頃なプランから構築できるデモポータル(Demo Hub/Showcase):複数のデモをペルソナや用途別にまとめられる製品内ポータルは無料プランから利用可能で、Web公開用のポータルもScaleプラン($38/月)から利用できます。Navatticの同等機能(Launchpad)はGrowthプラン($1,000/月)での提供となります。
  • 幅広い共有・ファイル書き出し機能:追跡用リンクやWeb埋め込み、独自ドメイン接続に加え、MP4動画やPDF資料への書き出しに対応しています。イベント展示やマニュアル作成などへの再利用が容易です。Navatticはリンク共有と埋め込み中心であり、MP4やPDFへの書き出しには対応していません。
  • 作成者と閲覧者の明確なライセンス分け:コメント入力や権限管理に加え、確認や共有のみを行う社内メンバーを閲覧専用(無料)として招待できます。Navatticは共同作業を行う全員に有料ライセンスが必要となります。
  • デモ制作・運用を効率化するAI機能群:AI音声(ナレーション生成・音声クローン)、自動テキスト生成、多言語翻訳、データ書き換え、既存デモの品質チェック機能などを備え、制作や運用保守の手間を削減します。
  • ワークスペース操作を自動化するAI Command:指示をテキスト入力するだけで、一括編集、整理、データ分析、承認フローなどを実行できます。80以上の操作エンジンを管理画面上から直接動かせる点が強みです。
  • 商談化を促進するAI Demo Agent:24時間体制で訪問者へのヒアリングを行い、相手の質問に合わせて適切なデモ、PDF資料、事例、料金案内を提示します。条件に合う見込み顧客は、会話の要約とあわせて営業担当へスムーズに引き継ぎます。
  • 外部AIと連携するSupademo MCP:ChatGPTやClaudeといったMCP対応のAIツールと接続し、AI Commandと同等の編集・保守・分析などの操作を外部チャットから直接実行できます。

POS・ECプラットフォームを提供するLightspeedの事例では、顧客教育部門での導入を皮切りに、レベニューオペレーション、小売担当、コンプライアンス、サポートチームへと活用範囲が拡大しました。

その結果、作成者数が約3名から40名以上に増えたものの、コンテンツ制作時間自体は60%短縮されています。特定企業における一例ではありますが、1つのデモ作成基盤を複数部門へ横展開し、組織全体の運用効率を高める際の参考になるケースです。

👉 詳しく読む:Lightspeedでの具体的な活用内容や運用の詳細は、Supademoの導入事例ページで紹介しています。

SupademoとNavatticの主要機能を直接比較

比較軸SupademoNavattic
有料プランの公開最安値Scaleプラン:$38/作成者・月(年払い)Baseプラン:5席・年払い(公式料金ページは金額非表示)。Startupプランは対象企業向け・要問い合わせ
ガイド付きHTMLデモGrowthプラン:$350/月(作成者5名込)Starterプランで1本まで、Baseプランで無制限
サンドボックスデモGrowthプラン:$350/月(作成者5名込)Growthプラン(10席構成)
閲覧専用メンバーScaleプランで5名、Growthプラン以上は無制限公開料金ページ上で無料閲覧ロールの提供は確認できず
対応デモ形式画像、動画、HTML、サンドボックス、デスクトップアプリ、Figma、モバイルHTML、メディア、ナレーション、サンドボックス、オフライン
独自ドメインScaleプランから対応Growthプランから対応
オフライン利用Scaleプランから対応Enterpriseプランから対応
分析・企業特定訪問者の行動分析、企業特定分析Baseプランから組織特定(IP解析)、商談インパクト分析、A/Bテストに対応
CRM・各種ツール連携HubSpot、Salesforce、Marketo、Slack、Zapier等Salesforce、Marketo、Gong、Salesloft、Outreach、Seismic等25種以上
複数デモのポータル表示Showcase、製品内Demo HubBoards、Launchpad
作業支援AIAI Command、MCP連携Copilot、MCP連携
買い手向けAI機能AI Demo Agent(承認済みのデモや資料を自動案内)Navattic Agents(実機・クローン環境を自律操作)

Supademo AI Demo AgentとNavattic Agentsの違い

どちらも訪問者の質問に応答しながら製品理解を深めるAI体験機能ですが、「AIが何を案内・提示するか」と「訪問者自身がどこまで操作するか」の設計思想が異なります。

比較軸Supademo AI Demo AgentNavattic Agents
製品体験承認済みのデモ、サンドボックス、ドキュメント、料金案内、導入事例などを正確に提示実際のプロダクト環境(ライブ/クローン)をAIが直接操作して実演
利用者の操作訪問者が自らデモを体験しながら、必要に応じてAIの案内を受けられる質問を投げかけると、AIが該当するワークフローを自律的に操作
制御・管理方法接続・連携されたコンテンツ、指示内容、設定したガードレールの範囲内で応答ブラウザ環境、操作目的、製品コンテキスト、ガードレールによって制御
得意な運用領域再現性の高い製品レクチャーと、関連資料を含めた横断的な情報案内製品環境内での自由度の高いワークフローの実演・デモンストレーション
運用上のポイント事前に登録・接続されていない情報には回答できないため、コンテンツの整理が重要安定した環境構築、ガードレール設定、意図しない操作経路の事前テストが必要

料金プラン・評価

  • 料金:Free($0)、Scale(年払い$38/月払い$50・作成者ごと)、Growth(年払い$350/月払い$450・作成者5名含む)、Enterprise(個別見積もり)。AI Demo Agentは有料プラン向けのアドオン。
  • G2評価:4.7 / 5(647件) ※参考:Navatticは4.8 / 5(1,089件)

注意点

NavatticはSalesforce、Marketoに加え、Gong、Salesloft、Outreach、Seismic、Highspotなど営業関連のネイティブ連携が多く、企業特定、A/Bテスト、Buyer Circle Discoveryなどを製品内で深く使いたいチームではNavatticの方が合う場合があります。また、AIが実際の製品環境を自律操作する体験を重視するならNavattic Agentsの設計思想に近いです。SupademoのHTML・サンドボックスはGrowth以上、SSO/SAMLや複数ワークスペースはEnterpriseが必要です。

このツールが向いているケース

WebサイトのHTMLデモだけでなく、営業フォロー、カスタマーオンボーディング、研修、サポートまで同じデモ資産を横断利用したい企業や、画像・動画・HTML・サンドボックス・デスクトップを一つのワークスペースへまとめたいチームに向いています。作成者は限られているものの、閲覧・共有・分析に関わる社内メンバーが多い組織でも比較しやすい料金構造です。

2.Storylane|HTMLデモと営業・マーケティング施策を一体で運用したいチーム向け

Storylaneホームページ

Storylaneは、スクリーンショット/動画を使ったガイド付きデモからHTMLデモ、営業向け機能まで段階的に拡張できるプラットフォームです。Webサイト上の製品体験だけでなく、コンテンツ共有ページ(Hubs)、Deal Intelligence、アクセス元企業の特定、RepXなど、商談や見込み顧客の行動を営業プロセスにつなげる機能に強みがあります。

Navatticと比較したときの特徴

  • 低価格帯からの手軽な画像・動画デモ作成:Starterプラン(年払い月額$40/席)では、スクリーンショットや動画ベースのガイドデモを本数無制限で作成できます。
  • 上位プランによるHTMLデモと分析の拡張:Growthプラン(年払い月額$500・5席込)にアップグレードすることで、ガイド付きHTMLデモをはじめ、A/Bテスト、パーソナライズ、詳細なアクセス分析機能が利用可能になります。
  • 商談化・パイプライン管理に強い分析機能:ポータル表示機能(Hubs)、商談の関心度分析(Deal Intelligence)、訪問企業の自動特定など、デモの閲覧データを直接案件の成果へ結びつける機能を備えています。
  • 多彩な生成AI活用:説明テキストの自動作成、音声生成、多言語翻訳、AIアバター、対話支援(RepX)など、制作の効率化から閲覧者の接客まで幅広い用途でAIを活用できます。

料金プラン・評価

  • 料金:Free、Starter $40/席・月、Growth $500/月(5席)、Premium $1,200/月、Enterprise個別見積もり(年払い基準)
  • G2評価:4.7 / 5(1,593件)

注意点

HTMLデモはGrowthプラン以上、サンドボックス機能はEnterpriseプランでの提供となります。WebアプリのHTMLデモを中心に、訪問企業の特定や各種営業ツールとの連携まで深く使い込むのであれば、Navatticをそのまま継続する方が適している場合もあります。

また、StorylaneもWebブラウザ上のデモ作成に特化した設計のため、デスクトップアプリやモバイル操作を直接収録して使いたい場合は、別の手段を検討する必要があります。

このツールが向いているケース

Webサイトでの製品体験から営業の個別フォローまでを1つのツールで完結させ、A/Bテストや訪問企業の特定、ポータル表示(Hubs)、商談の関心度分析(Deal Intelligence)などを活用したいチームに適しています。

3.Arcade|AI動画・ビジュアルとデモ制作のスピードを重視するチーム向け

Arcadeホームページ

Arcadeは、Chrome拡張機能、Mac/Windowsのデスクトップアプリ、Figmaプラグインから素材を収録し、インタラクティブデモだけでなくAI動画や静止画コンテンツも作れる制作プラットフォームです。NavatticのHTML中心の設計とは方向性が異なり、新機能ローンチやSNS、営業資料向けのビジュアル制作を素早く回したいチームに向きます。

Navatticと比較したときの特徴

  • 無料プランからデスクトップ・Figma収録に対応:Webブラウザ以外の製品やプロトタイプを提示しやすく、Navatticよりも多様な収録形式に対応しています。
  • AIを活用した動画・静止画生成:1つの収録素材から動画や画像へと展開できるため、デモ以外のマーケティング素材を短時間で作成したい場合に強みがあります。
  • HTMLデモはEnterpriseプランのみ:Navatticの強みであるガイド付きHTMLデモを低価格帯で代替したい場合、Arcadeは適していません。なお、サンドボックス機能は提供されていません。

料金プラン・評価

  • 料金:Free($0)、Growth(年払い$42.50/月払い$50・1席あたり)、Enterprise(個別見積もり)
  • G2評価:4.6 / 5(181件)

注意点

HTMLキャプチャ、シングルサインオン、独自ドメイン、デモのコレクション機能などはEnterpriseプランでの提供となります。ガイド付きHTMLデモの高度な活用を目的としてNavatticからの切り替えを検討する場合、ArcadeよりもSupademoやStorylane、Repriseなどの検討が適しています。なお、AI動画機能を多用する際は、クレジットの消費仕様について事前確認が必要です。

このツールが向いているケース

新機能の発表、SNS、Webサイト、営業の個別フォローなどで、短いデモとAI動画・画像を同一の制作プロセスから迅速に作成したいマーケティングチームに適しています。

4.Consensus|動画中心で複数の購買関係者を巻き込む大企業向け営業に強い

Consensusホームページ

Consensusは、動画を中心に見込み顧客の関心を聞きながら表示内容を変え、案件内の複数の関係者が何に反応したかを分析するデモ自動化プラットフォームです。インタラクティブ製品ツアーや製品シミュレーションも提供しますが、Navatticより「長い営業サイクルで関係者全体を把握する」ことに比重があります。

Navatticと比較したときの特徴

  • 動画主導のデモ自動化:閲覧者が関心のあるテーマを選択し、その関心に合わせて動画や製品体験を最適な順番で提示します。
  • 購買関係者ごとの詳細な分析機能:誰がどのコンテンツを閲覧したか、社内の誰から誰へデモが共有されたかを追跡し、案件に関わる意思決定者を把握できます。
  • ガイド付きツアーと自由な操作体験:シンプルな操作ガイドだけでなく、より自由度の高い製品シミュレーション環境にも対応しています。
  • エンタープライズ営業に最適化された設計:Webサイト上でのセルフサービス体験にとどまらず、複数の購買関係者が関与する大規模な商談プロセスを前提に設計されています。

料金プラン・評価

  • 料金:Consensus公式Pricingでは具体額を公開していません。
  • G2評価:4.7 / 5(1,854件)

注意点

少人数でWebサイト向けのガイド付きHTMLデモを作成・運用することが主目的であれば、Navatticの方がシンプルな構成で導入できます。一方Consensusは、案件単価が高く、営業プロセスにおいて複数の購買関係者の動きを追跡しながら、動画や製品体験を組み合わせてアプローチしたい企業に適した製品です。なお、詳細な料金プランについては契約前に直接問い合わせて確認する必要があります。

このツールが向いているケース

エンタープライズ向けの営業において、動画や製品体験を組み合わせながら複数の意思決定者の関心度合いを可視化し、次にアプローチすべき関係者を特定して案件を推進したいチームに適しています。

5.Reprise|高忠実度のアプリ複製とサンドボックスが必要なプリセールス向け

Repriseホームページ

Repriseは、複雑なWebアプリを高精度に複製し、本番環境から切り離したデモ環境を構築するエンタープライズ向けプラットフォームです。ガイド付きデモ、ライブデモへのオーバーレイ、自由操作できるサンドボックスを一つの製品で扱います。

Navatticと比較したときの特徴

  • 製品環境の完全な複製:単一のガイド表示にとどまらず、複雑な製品環境そのものを安全に再現できる点に強みがあります。
  • HTML・CSSの高度な編集:収録後のテキストや画像だけでなく構造レベルでの修正が可能なため、業界や顧客ごとに最適化したデモを作成できます。
  • AIによるデータ自動生成:ダミーデータを自動生成・投入し、訪問企業や業界に合わせた画面表示を即座に準備できます。
  • エンタープライズ前提の設計:高精度なデモ環境の保持、ガバナンス管理、技術営業でのデモ運用を重視した設計となっています。

料金プラン・評価

  • 料金:公式価格は個別見積もり
  • G2評価:4.4 / 5(175件)

注意点

Navatticよりも導入や構築の自由度が高い反面、技術的な運用体制やガバナンス管理が求められます。マーケティング担当者のみでWebサイト用の簡易なデモを大量作成する用途にはオーバースペックとなりやすく、公開価格や無料プランも提供されていません。

このツールが向いているケース

複雑なB2Bソフトウェアを本番環境や実データに触れずに高精度で再現し、技術営業やソリューションエンジニアが顧客ごとに最適化したデモ環境を作り込む必要がある大企業に適しています。

6.Walnut|Salesforce中心の営業デモと案件別パーソナライズを重視するチーム向け

Walnutホームページ

Walnutは、営業・プリセールス向けのガイド付きデモ、サンドボックス、プレイリスト、商談用コンテンツ共有ページを提供する営業体験プラットフォームです。Navatticのマーケティング/Webサイト用途より、商談案件ごとの個別化やSalesforce上での営業運用に比重があります。

Navatticと比較したときの特徴

  • 商談ごとのパーソナライズ:見込み顧客の社名、ロゴ、表示データを簡単に差し替えることができ、営業担当者が案件ごとに最適化したデモを作成しやすい設計です。
  • Salesforceとの高度な連携:Salesforce上から直接デモを起動し、閲覧データや各種分析レポートを営業運用に活かせる強みがあります。
  • 商談向けコンテンツ共有ページ:Scaleプランではデモや関連資料を1つの商談ページに集約し、複数の購買関係者へ一括して共有できます。
  • 営業向けサンドボックス機能:Accelerateプラン以上では、より高度なパーソナライズ機能やサンドボックス環境を利用できます。

料金プラン・評価

  • 料金:Ignite $575/月(年払い)、Accelerate $1,550/月(年払い)、Scale個別見積もり
  • G2評価:4.5 / 5(150件)

注意点

Navatticよりも営業案件に特化した設計のため、Webサイト上でセルフサービス型のHTMLデモを小規模に始めたい用途には向いてないと言えます。また、サンドボックス機能や高度なSalesforce運用を行うほどコストも上がります。一方、案件ごとのパーソナライズ、商談向け共有ページ、営業分析の標準化を重視する企業では、NavatticよりもWalnutが適している場合があります。

このツールが向いているケース

Salesforceを中心に営業活動を管理し、商談ごとに最適化したデモ、サンドボックス、商談向け共有ページまでを1つの営業プロセスとして統合運用したいチームに適しています。

7.Tourial|Webサイトの製品ツアーとデモセンターを重視するマーケティング向け

Tourialホームページ

Tourialは、Web/Media形式のインタラクティブツアーを作成し、複数のデモをデモセンター(Tour Centers)へまとめて公開できるマーケティング向けプラットフォームです。見込み顧客が業界、役割、関心に合わせて複数のコンテンツを自分で選ぶ体験を作ることに強みがあります。

Navatticと比較したときの特徴

  • 複数コンテンツを集約するデモポータル:Engageプランには3つのツアーセンター機能が含まれており、複数のデモを1箇所にまとめて公開できます。
  • リード獲得と各種ツール連携:デモ内で顧客情報を獲得し、Salesforce、HubSpot、Marketo、Pardotなどと連携してマーケティング施策に活用できます。
  • AIを活用したデモ生成と最適化:訪問者の役職、業界、検討段階に応じたデモの自動生成や出し分けを支援します。
  • Webマーケティングに特化した設計:複雑なアプリケーション複製よりも、見込み顧客に合わせて複数のWebデモを見せ分ける運用に適しています。

料金プラン・評価

  • 料金:Engage/Scaleとも公開価格なし。Engageは5席、無制限Tours、3 Tour Centers、AI Tour Generation、分析・連携を含み無料トライアルあり
  • G2評価:4.6 / 5(83件・旧Tourialプロフィール)

注意点

料金が非公開のため、NavatticやSupademoのようにWeb上で事前に費用感を確認・比較しにくい点があります。また、複雑な製品環境の完全な複製やサンドボックス機能を軸に運用したい場合は、Supademo、Reprise、Walnutなど他の選択肢も含めて検討する必要があります。

このツールが向いているケース

Webサイト上で複数の製品デモを集約し、業界・役職・検討段階ごとに最適化して見せ分けながら、リード獲得へつなげたいマーケティングチームに適しています。

Navatticを使い続けた方がよいケース

他社ツールと比較しても、Navatticをそのまま使い続ける方が合理的な場合があります。特に、WebアプリのHTMLデモを中心に運用しており、分析機能や各種連携、AI機能までが1つの環境で完結している場合は、ツール移行のコストを払う必然性は高くありません。

  • 運用の中心がHTMLデモで完結している:Webサイトや営業フォローの主力がHTMLデモであり、デスクトップアプリ、Figma、動画、モバイルなど他の収録形式を拡張する必要がない場合。
  • 既存の外部連携や特定機能を運用に組み込んでいる:Baseプランの企業特定機能、A/Bテスト、SalesforceやMarketoをはじめとする25以上のツール連携を、すでに営業・マーケティングプロセスへ組み込んでいる場合。
  • 営業パイプライン連携を重視している:Growthプランで提供されるGong、Salesloft、Outreach、Seismic、Highspotなどとの連携や、組織内の関係者を可視化するBuyer Circle Discovery機能を重視している場合。
  • AI自律操作(Navattic Agents)が自社に適合している:AIがデモ環境を自律的に操作して見せる体験が、自社の営業プロセスに合致している場合。
  • 現在のライセンス体系が運用に合致している:5アカウントや10アカウントといったプラン構成が実際の作成メンバー数に適しており、無料閲覧権限などの追加機能を用意するよりも、現在のNavattic運用を維持する方がシンプルな場合。

自社に合うNavattic代替ツールの選び方

Navatticからの切り替えを検討する際、「料金」や「機能の多さ」だけで判断すると、移行先で同じ課題に直面する可能性があります。まずは「何を解決したいのか」を明確にした上で、候補を絞り込むことが重要です。

HTML以外のデモ形式や、複数部門での汎用性を重視する場合

Supademoが有力な候補となります。画像・動画、HTML、サンドボックス、デスクトップ、Figma、モバイルなど多様な形式を1つのワークスペースで作成・管理でき、営業だけでなく顧客オンボーディング、社内研修、カスタマーサポートなど幅広い用途へ展開できます。

WebサイトでのHTMLデモとマーケティング分析を重視する場合

Storylaneは、ガイド付きHTMLデモ、A/Bテスト、訪問企業の特定、デモポータル(Hubs)、商談分析(Deal Intelligence)を統合して運用しやすい選択肢です。ただし、Navattic自身もこの領域を得意としているため、ツール変更によって具体的にどの業務が改善されるか、機能単位での検証が必要です。

動画や画像素材の作成スピードを優先する場合

Arcadeが適しています。1つの収録素材からデモと動画・画像の双方を効率的に作成できます。ただし、HTMLデモはEnterpriseプランに限られ、サンドボックス機能は提供されていないため、NavatticのHTML運用をそのまま置き換える目的には向きません。

大企業向け営業で、高度なデモ環境や購買関係者の分析が必要な場合

動画を中心に複数の意思決定者の関心度を可視化したい場合はConsensus、複雑な製品の完全な複製やダミーデータの自動投入が必要な場合はReprise、Salesforceと連動した個別商談運用を強化したい場合はWalnutが適しています。また、Webサイト上でのデモ集約や一覧化を中心に検討する場合はTourialが比較対象となります。

よくある質問

Navatticの代替ツールとして、まず検討すべき候補はどれですか?

自社が重視するデモの形式、活用部門、営業プロセスの範囲によって最適な候補が異なります。

多様な収録形式や複数部門での活用を重視するならSupademo、HTMLデモとマーケティング・営業分析を重視するならStorylane、制作スピードとAI動画の活用を優先するならArcadeが候補となります。大企業向けの営業運用ではConsensus、Reprise、Walnutも選択肢に入ります。なお、既存のHTMLデモ運用や各種連携機能に不満がない場合は、Navatticの継続利用も合理的な判断です。

SupademoとNavatticの料金体系にはどのような違いがありますか?

Supademoは作成者単位の従量課金、Navatticはアカウント数がパッケージ化された定額プランが基本となります。

Supademoは、Scaleプランが年払い月額$38/作成者、Growthプランが月額$350(作成者5名分を含む)となっており、Growthプランでは閲覧専用メンバーを無制限で招待できます。一方、NavatticはBaseプラン(5アカウント)およびGrowthプラン(10アカウント)の形態をとっており、現在の公式サイト上では価格が非表示となっています(※ブログ等の情報ではBase $500/月、Growth $1,000/月との記載があります)。

SupademoとNavatticではAIエージェントの仕組みがどう違いますか?

Supademoはユーザー自身に操作させるガイド型、NavatticはAIが操作を実演する自律型という違いがあります。

Supademoの「AI Demo Agent」は、登録されたデモ、サンドボックス、料金表や導入事例などの資料から最適なコンテンツを抽出し、ユーザー自身に直接操作してもらう方式です。これに対し、Navatticの「Navattic Agents」は、AIが製品環境を自律的に操作し、質問に応じたワークフローを実演して見せる方式です。前者は承認済みコンテンツの再現性に、後者は製品環境内での柔軟な実演に強みがあります。

無料で試せるNavatticの代替ツールはありますか?

Supademo、Storylane、Arcadeをはじめ、主要な代替ツールの多くで無料プランや評価環境が提供されています。

Supademo、Storylane、Arcadeには恒久的な無料プランが提供されています。Navattic自身もStarterプランで1本までのデモ作成が可能です。なお、Tourialは無料トライアルを提供していますが、恒久的な無料プランではありません。

カスタマーサクセスやオンボーディングまで使いやすい代替ツールは?

営業やマーケティングにとどまらず、顧客教育までカバーできる柔軟性を備えたツールが適しています。

デモ資産を複数部門で共有・活用したい場合はSupademoが候補となります。営業・マーケティングに加え、導入支援(オンボーディング)、社内研修、カスタマーサポートまで同一のワークスペースで運用できます。

HTMLデモを中心に使うなら、Navatticを使い続けた方がよいですか?

現状のHTMLデモ運用や各種連携機能に過不足がなければ、無理に移行せず継続利用するのがシンプルです。

HTMLデモでの運用が主体であり、A/Bテスト、訪問企業の特定、外部連携、Navattic Agentsといった機能に不満がないなら継続が合理的です。対応形式の拡張、複数部門での利用、アカウント設計、AIの活用手法など、明確に変えたい条件がある場合に乗り換えを検討することをおすすめします。

Navatticと比較しながら、Supademoを実際に試す

画像・動画ベースのガイド付きデモは無料プランから作成できます。HTMLやサンドボックス、複数部門での運用を検討している場合は、実際の作成フローと共有方法をNavatticと並べて確認してみてください。

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Yuto

コンテンツ・SEOディレクターとして、3〜5年間コンテンツマーケティングの現場に携わってきました。SEO記事の企画・執筆にとどまらず、PLG(プロダクト主導型成長)やGTM戦略の観点も踏まえながら、「読んで終わり」ではなく実際の業務やプロダクト活用につながる情報発信を心がけています。

インタラクティブデモをはじめ、B2B SaaSの検討プロセスを効率化するツールや手法が次々と登場する今、「何を選び、どう組み合わせれば成果につながるのか」を理解しているかどうかが、マーケティング・営業・カスタマーサクセスの成果を大きく左右します。

このブログでは、「Supademo」の活用方法や価値を分かりやすくお伝えしながら、コンテンツからプロダクト活用まで一貫した視点で、あなたのビジネスに役立つ実践的なヒントを発信していきます。